2011.11.14 生活アドバイス | メディア情報 | 子育ての悩み | 夫婦の悩み | 人生の悩み

八方塞(はっぽうふさがり)で別居中

【お悩み】:私は四十歳、夫五十二歳、長男十八歳、次男八歳で、夫とはただいま別居中です。夫は不動産業を営んでいましたが、多額の借金ができ、私の実家の持ち家まで手放す迷惑をかけています。

今は形だけの離婚ですが、正式に離婚すれば子供の児童手当もあるので、離婚を視野に入れて考えています。

このたび、長男は大学生になりました。入学金はまだ支払っていません。

夫は、いま少し猶予の手続きをとってくれれば、お金の都合をつけるからと言っています。

以前から私たちの夫婦仲は決して良いとは言えませんでした。

夫から「いつも上から物を言うお前が嫌いだ」と言われていました。

現在私は働いていますが、上司に気を遣い、大変なストレスを抱えています。

持病の心筋症もあり、転職も考えています。

努力して大学に合格した長男のためにも、私自身が死にものぐるいで働かなくてはと思うのですが、離婚や転職を考える中、経済的には逼迫しています。

このような八方塞がりの状態で、何をどのように考えたらよいのか、思考能力も低下して方向が見えません。

(広島市 K代)

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健康を取り戻し、妻のあり方を振り返る

【アドバイス】:病弱なあなた一人の肩に、色々な苦難がのしかかってきたようですね。

何をどのように考えたらよいのかわからないと言われますが、どんなに難しくもつれた糸でも、落ちついて対処すれば必ず解決への糸口は見つかります。同様に、人生はどんなに行き詰っても、どこかに道はあるものです。

どこから手をつけたらよいのか考える時、目の前にある喜び、たとえば、大学に合格されたご長男の吉事(きちじ)を家族で喜ぶことで、糸口が見つかるのではないでしょうか?

幸い、ご主人は入学金を都合すると言ってくださっているのですから。

あなたは、ご主人から「いつも上から物を言うのが嫌いだ」と指摘されています。一歩譲って、妻としてのあり方を振り返ってみましょう。

夫婦の危機を乗り越えることは、何より子供たちに安心感を与えます。

あなたのご実家にまで迷惑をかけたご主人ですが、どちらが正しい、正しくないとか、善い悪いなど言っても、解決にはつながりません。

のべつ不安で暗い心でいると、あなたの身体の精気が失われ、ひいては心筋症という辛い病気を引き起こしているのです。

今、一番大切なことは、ご自分の健康を取り戻すことです。

そのためには日常の生活習慣を見直し、心配や悲観したり、取り越し苦労するのをやめて、心の切り替えを早くすることです。

人間らしく生きるための道の学びも必要かと思います。人生を生きていく上での「負の要因」の捉え方を学習することで、人との関わりも円滑になっていきます。

【月刊「すこ~れ」 368号 〔すこ~れ相談室〕より】