2020.03.15 生活アドバイス | 子育ての悩み

生後5か月の娘の寝方がいつも同じ向きで心配

【お悩み】生後5ヶ月の娘はいつも同じ方を向いて寝ています
このままでは頭の形が悪くなるのではと心配です。どうしたらよいでしょうか?

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【アドバイス】赤ちゃんの発達で最初に注目されるのは首据わりです。
いつも同じ方向を向いて寝る赤ちゃんは、首の付け根の中心が硬くなっています。

生まれて3ヶ月経った頃の大人の抱き方の癖で、右向き・左向きのどちらかに傾く癖をつけてしまう場合が多く、真正面に向けない赤ちゃんも多く見かけます。
背筋に対して左右対称な姿勢の赤ちゃん

育てることが大切です。

向き癖の予防として、生後間もなくから二つ折りにしたタオルを頭の下に枕代わりにし、両端からくるくる丸めて頭をまっすぐ上に向かせ、おでこ、鼻、口、おへそが一直線になるよう寝かせます。

首を正面に保つことができると背筋がしっかりします。

すると赤ちゃんの手足の力が抜け、大の字で眠ります(寝ている間に自分で動くのはOKです)。

 

この時期に体の力を抜く体験が大切で、首が硬いと一方だけに寝返ったり、寝返り以降にも片半身を縮める癖がつき、片方の足が流れるような変形ハイハイをするようになります。

同じ方向を向いて寝ると頭の形も悪くなりますし、赤ちゃんの身体づくりと深く関係するのでお試しください。

【月刊「すこーれ」324号〔子育て一口アドバイス〕より】