2020.01.22 生活アドバイス | 子育ての悩み

ドアのカギを開けることに夢中な3歳の息子が心配

【お悩み】:三歳の息子は、ドアの鍵を開けることに夢中です。外に出てしまわないかと心配で眼が離せず、家事もままならなくて困っています。

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【アドバイス】:三歳の子供にとって、目につくもの、聞えてくるもの、手に触るものなど、いろいろなことに興味を示し、好奇心の塊(かたまり)のような時期です。お母さんは目が離せなくて、心が休まりませんね。

ドアを開けて出て行ってしまわないように、幼児には開けにくいキーチェーンをかけるなどの工夫を試す中で、お子さんもどうやったら開けることができるのか一生懸命考え、そこから根気や知恵が生まれるものです。お母さんとの知恵比べですね。

子供は無限の可能性を秘めています。親にとって不都合なことは止(や)めさせたいと思うでしょうが、お子さんが楽しんでやっていることを応援する気持ちで臨(のぞ)んではいかがでしょうか?

お子さんとの時間を作り、外で思う存分遊んであげてください。お母さんと一緒に遊んだことが、大きくなっても楽しい思い出として心に残ると思います。

お子さんのどのような行動や発言にも感心して、自由にのび

のびと好奇心や可能性を引き出してあげましょう。充分に遊んでもらえると、心も体も満足して、ゆっくりお昼寝もしてくれるでしょう。

【月刊「すこ~れ」 358号 〔子育て一口アドバイス〕より】