隣人が口うるさい
小1の娘を学童保育所に預けて働くつもりだが心配
【お悩み】:幼稚園年長のひとり娘のお母さん、相模原市のやす子さん、36歳からの質問です。
来年の春、娘が小学生になります。わたしは娘が生まれるまでは看護師として働いていたので、これを機に仕事に復帰したいと思っています。
ありがたいことに、病院からも戻って来てほしいと言われています。夫も、家計が助かるから頑張れと応援してくれます。もし働きにでると帰宅が夕方遅くなるので、娘を学童保育所に預けようと考えています。
いままでは私がそばについている時間が長かったので、.学校、学童の生活環境に対応できるかどうか心配してしまいます。
学童に預けることに問題はないでしょうか。
【アドバイス】:ご主人も応援してくれていますし、学童保育所も夕方まで預かってくれるので、とくに問題はないと思います。
学童に通う児童は基本的に同じ学校の子なので、環境にもすぐ慣れるでしょう。いまの時代、母親が働くとことは決して珍しいことではありません。
ただ、子どもの生きるエネルギーを強くするために、小学生の高学年くらいまでは母親と一緒に過ごす時間は多いほうがいいと思います。小学生くらいまでの子どもにとっていちばん大切なのは、母親からの愛情をたくさん受けること。
お母さんと一緒にいる時間が長ければ、そのぶん注がれる愛情が増えるからです。
子どもは常に親に甘えたいという気持ちを持っています。それを振り切って仕事に出ていくわけですから、母親も心が痛みます。
しかし、仕事が面白くなってやりがいを感じるようになると、痛みの感じ方は薄れていくものです。学童での生活の心配がなくなれば、子どものことよりも仕事のほうに気持ちが傾くかもしれません。
この点は要注意です。仕事が第一優先になって、わが子への愛情がうすくならないように、十分気をつけてください。
そしてもう一つ、大切なことがあります。仕事は会社や組織全体の仕組みの一部でしかありません。ひとりがいなくなっても会社は機能します。しかし子育ては、わが子の一生を左右するといっても言い過ぎではない、責任ある仕事です。
なにより娘さんにとって母親はやす子さん、ひとりなのです。
そのことを理解したうえで、子育ても仕事も両立させてください。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】