生まれたばかりの子育てに自信がない
夫のゲーム好きが子どもにも
【お悩み】:小学2年生の女の子のママ、横浜市緑区のやすこさん、34歳からの質問です。
35歳でサラリーマンの夫は大のゲーム好き。スマートフォンで無料のゲームをダウンロードしては楽しんでいます。それはいいのですが、娘もゲームに興味を持ちはじめ、夫のスマホを借りて、いっしょにゲームをするようになってしまいました。休みの日も、以前は友達と遊んでいたのに、近ごろは一日中、家でゲームをしています。
宿題やお風呂など、やるべきことも後回しになっています。勉強や習い事に支障をきたさないか心配です。
ゲームをやるなとは言いませんが、メリハリをつけさせるために、どのように言い聞かせればいいでしょうか。
【アドバイス】:ゲームは面白いですから、大人でもつい時間がたつのを忘れて楽しんでしまいます。しかし、やすこさんが心配するように、子どもが小さい時からゲームに夢中になるということは、脳の成長に必ずしも好ましいとはいえません。
それを、どうご主人に分かってもらうか。いまご主人に「あなたがゲームをするのはいいけれど、あの子にはやらせないで」と言っても、素直に聞かないでしょう。この先、娘さんがゲームばかりしていると、小さなことかもしれませんが何か問題が出てきます。
それが表面化したときに、ご主人のゲーム好きを非難するのではなく、子どもの問題としてご主人に考えてもらうのです。
娘さんには、「ゲームばかりして。いいかげんにやめなさい」と怒っても効果はありません。かえって、やすこさんに対して反感を抱く結果になるでしょう。
それよりも、ゲームではない集中できるなにかを見つけてあげることが必要です。子どもは目標や夢中になれるものが出来ると、それを優先させるようになり、欲望を抑える心が生まれるので、ゲームも限度をわきまえるようになるでしょう。
そのためには、子どものよいところを褒めて、やる気を育てられるかが親としての課題です。
・テストでいい点数をとった
・先生に褒められた
ちょっとしたことでも褒められると、自信をつけ、なにごとも積極的に取り組むようになります。ゲームをやめさせるよりも、もっと面白いものを子どもが見つけられるように持っていくことが大事です。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】