小1の娘を学童保育所に預けて働くつもりだが心配
5歳、4歳のきょうだいが料理を手伝いたがる
【お悩み】:5歳の長女まいこちゃんと、4歳の長男たいきくんのママ、相模原市のやすこさん33歳からの質問です。
わたしが夕食のしたくをしていると、長女は「ママ、わたしも手伝う」と台所にやって来ます。
それを見て長男も「ぼくもお手伝いする」と、おねえちゃんの真似をして、わたしに寄ってきます。
「お母さんの手伝いをしたい」という、二人の気持ちはうれしいですし、料理に興味をもつことは、食べ物を大切にする気持ちや創造力を育むうえでも、いいことだと思います。
しかし、手伝ってもらうと時間も手間も余計にかかってしまいます。ひとりのほうが断然早く作れるのです。
夕方の、なにかと慌しいときですから、「ごはんが出来るまで、二人で仲良く遊んで待っていて」というのが正直な思いです。
そうは言っても、二人の気持ちを大切にして、時間はかかっても料理を手伝わせたほうが良いのでしょうか。
【アドバイス】:料理に興味をもって、手伝いもしたいなんて、お母さんにとってはうれしい限りですね。
子どもは料理に限らず、掃除や洗濯など、お母さんの仕事を手伝いたいと思うものです。
しかし、手伝ってもらうと時間がかかってしまうのも事実。ここは悩みどころです。
料理をする子どもを見守りながら、夕食の時間までに、ごはんを作ることは大変です。
でも子どものやる気を受け止めてあげたいやすこさんの気持ちもよくわかります。
そこで、簡単な作業から手伝ってもらってみてはいかがでしょうか。
まずは、石鹸で手をよく洗ってバイ菌を落としてから……
・テーブルの上をキレイに拭いてもらう
・ランチョンマットがあれば、敷いてもらう
・箸やスプーン、フォークなどを、きちんと並べてもらう
・小皿を出してもらう
ちゃんと出来たらたくさん褒(ほ)めてあげましょう。
「きれいに手を洗えたね。これでバイ菌はいなくなったね」
「まいこちゃんが拭いてくれたおかげで、きれいなテーブルでごはんを食べられるね」
「箸をじょうずに並べることができたね。これでいつでも食事ができるね」
「たいきくんはお皿を割らないでしっかりとテーブルに置くことができたね。さすが」
お母さんから褒められることで、お子さんたちは嬉しさと共に「お母さんの役に立った」という達成感と、「手伝いができた」という自信をつけることでしょう。
最初は時間もかかり失敗もすると思いますが、すぐにお母さんをサポートしてくれるようになります。
食事の準備ができるようになったら、かき混ぜる、こねる、などの作業を、いずれ皮むきや食材のカット、盛り付けを手伝ってもらえるといいですね。
料理をつうじて親子のコミュニケーションを深めてください。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】