3歳長女のおねしょ

【お悩み】： 妹が生まれて以来、3歳の長女は毎晩おねしょをします。水分を控え、
オムツをして寝かせています。夫はそのうち治るだろうと言うのですが。
　　

【アドバイス】： お父さんお母さんの愛情を一身に受けていたお姉ちゃんも、妹が生まれると親の目は下のお子さんの方にいきます。

お母さん自身、時間的にも余裕がなくなりますので、上のお子さんが何を言ってきても「お母さん今忙しいから後にしてね」とか「お姉ちゃんだからそれくらい我慢ね」となっていませんか。

でも、まだ3歳。

お母さんに甘えたい気持ちがいっぱいで、お母さんを取られた思いで、

寂しいのではないでしょうか。

子どもが何人いようと、一人ひとりの子どもにとってお母さんとの関係は1対1です。

ですからお宅では2対1ではなく、1対1が2組あるということです。

忙しいときは「今、お母さん忙しいから、これが終わったらしてあげるね」と言って関らず　　約束を守るようにしてください。

そして「お母さんは〇〇ちゃんが大好きよ」と言って抱きしめてあげてください。

そうすることによって、子どもはお母さんに対する信頼感と安心感がでてきます。

それともう一つ、赤ちゃんの世話に明け暮れているうちに家の中が雑然としていませんか？

長女の気持ちを落ち着かせるうえでも、整理整頓を心がけ、1日メリハリのある規則正しい生活をすることが大事だと思います。

【月刊「すこーれ」287号〔子育て一口アドバイス〕より】