4歳長女の再発したおねしょをなおすには
生活苦と姑との同居に悩む
【お悩み】:私は32歳の専業主婦です。主人は36歳で、自営で運送業をしています。
小学2年生の長男と3歳の長女との4人家族です。
主人とは、10年前に職場結婚しましたが、義母との同居が条件でした。
しかし、結婚当初、義母から、「私が元気に勤めているので、子どもが出来るまでは、二人で生活したほうがよいでしょう」との進言があり、別居して、生活費の一部を面倒みていました。
私は長男の誕生を機に退職して専業主婦になり、主人は長年の念願であった独立を果たし、仕事は順調に軌道に乗って、まるで幸福を絵に描いたような生活を送ってきました。
しかし、1年くらい前から不況の波を受けて、経営が苦しくなってきています。
仕事の受注はあるのですが、経費ばかりがかさみ、採算がとれないのです。
決済日が近づくと、銀行やお得意さんを駆けずり回る状態が続いています。
安定した収益が上がらず、今では家計を圧迫して、生活が苦しくなってきました。
不安とストレスで悩んでいるところに、主人から「節約のために、母との同居を考えてほしい」と言われました。
「家庭が安定しない中、お義母さんと同居するなんて、これ以上の煩わしいことはいやです」と反論してしまい、それ以来、毎晩のように主人との口論が絶えません。
私なりに主人の苦労が分かっているつもりでアドバイスをしても、「仕事のことにまで口出しするな!」と一喝され、主人に対して不信感を抱いてしまいます。
子どもたちは、夫婦のケンカにおびえて、代わる代わるに熱を出したり、腹痛を訴え、病院通いを余儀なくされています。
これからの生活に、とても不安を感じ、夜もよく眠れません。
よきアドバイスをお願いいたします。
【アドバイス】:夫の心に合わせる
長引く不況の影響で、特にお宅のような自営の方が苦境に立たされているのが社会の実情でしょう。
そして、今や大企業といえども、いつ倒産するか分からない時代です。
そのような中で、経営者の妻として、また主婦として、家計を預かるあなたの大変さは分かります。
しかし、仕事と家庭、そしてお義母さんのことで一番悩み、苦しんでおられるのは他の誰でもないご主人ではありませんか?
このような時、最も大切なのは、あなたがご主人に対して絶対的な信頼を寄せ、ご主人を信じて、心を一つにすることなのです。
お義母さんとの同居は結婚する時に決めたことであり、今がその時です。
あなたが結婚されて10年間も離れて暮らしてこられたほど気を使われる心やさしい方なのです。
お義母さんを人生の先輩として受け入れ、素直な気持ちで良い面と付き合えば、必ず仲良く暮らせるでしょう。
現実から逃げようとすると、ますます苦しくなります。
現実を正面から受け止め、ご主人としっかり心を合わせていけば、活路は必ず開けてきます。
【月刊「すこ~れ」 226号 〔すこ~れ相談室〕より】