部活で落ち込む小6の息子
お金にうるさい婿の実家が気に入らない
【お悩み】:私は五十三歳の主婦です。
夫は、娘が小学校五年生の時に亡くなりました。
その後私一人で育てた娘が二十五歳となり、昨年結婚しました。
彼も同じ年でとても優しく良い青年ですが、お給料がとても少なく、結婚する時の結納金はもちろん、指輪さえありませんでした。
あまりに惨めなので、二人が新居で使う家財道具の費用はすべて私が用意しました。
ところが、彼の実家はそれが当然といった態度でお礼のひとこともないばかりか、結婚式の祝儀をすべて持っていってしまいました。
娘は今妊娠中です。
妊娠を機に、勤めていた仕事を辞めるよう言った私へのあてつけなのか、
彼の母親が「私は出産直前まで働いていた」と延々話すそうです。
さらに、出産費用や今後の入学祝などはすべてわが家の方で出すようにと、娘を介して言ってきたのです。
そうまで言われる娘が不憫で、私はいつでも出してあげられるようパートを増やして頑張っています。
唯一の救いは娘夫婦の仲が良いことです。
この不満を彼に話したいのですが、せっかくの仲に水を差すようなことになってはと思いつつ、このまま黙っていたら私の方がおかしくなってしまいそうです。
どうしたらよいでしょうか。
【アドバイス】: 「娘のために」は、かえって妨げに
ご主人を亡くされ、女手ひとつで娘さんをここまで育て上げ頑張ってこられたあなたには、さぞ色々なご苦労があったことでしょう。
そして娘さんは結婚し、もうすぐお子さんも生まれて新しい家庭を作ろうとしています。
大変嬉しいことですし、ぜひ幸せになっていただきたいものですね。
でもこの新しい家庭は、娘さん夫婦二人で力を合わせ、築いていかなければなりません。
ご質問の内容から察するところ、娘さん夫婦はそれぞれの実家に頼っていて自立していません。
というより、お互いの実家が自立させてあげようとしていません。
本来は二人が自分たちの力でできる生活を計画し、話し合っていくべきです。
そのためにも親は幸せを願いつつ、見守ることが必要です。
そして娘さんが彼のご両親と良い関係になるように心を使うことも、大切なのではないでしょうか。
娘さんのためにと、今のような形でお金の援助や口出しするのはかえって妨げになります。
どうしても手助けが必要な時だけ手を貸してあげてください。
また、先方の言い分に不満を募らせているようですが、もしかしたら心の行き違いもあるかもしれません。
あなたにできること、できないことを整理し、できることを気持ち良く行なえばきっと良い方向に進んでいくことでしょう。
一生懸命育て上げた娘さんが嫁がれて、あなたの心にぽっかり穴があいているのかもしれませんね。
まだまだお若いのですし、人生は長いのですよ。
これまで子育てや生活のために、やりたくてもできなかったことに挑戦するなど、
今後はご自分のためにお金や時間を使い、充実した人生を送られることに意を注いでください。
あなたが幸せな気持ちで生きていくことが、娘さんの幸せにつながっていくものです。
【月刊「すこ~れ」 314号 〔すこ~れ相談室〕より】