娘がおねしょ
金遣いが荒い夫
【お悩み】: 私は32歳の主婦です。夫は34歳で、10歳と6歳の男児との4人家族です。
夫は運送会社に勤めており、長距離を走るドライバーを11年間続けています。
夫は仕事柄、出張が多いということもありますが、
毎月、決めた額を与えているのですが、それだけでは足りないらしく、家計からの持ち出しがあるのです。
私が「それだけはやめてほしい」と言っても聞き入れてくれません。
夫は早朝や深夜に家を出発することが多いので、子どもたちと顔を合わせたり、コミュニケーションを図る時間もわずかです。
夫は家を出る時「こんな時間にわざわざ起きなくてもいい」と言うものですから、私もツイ甘えて、ベッドの中から見送っていました。
最近、夫の様子を見ていて、不倫をしているのではないか、と思うようになりました。
先日、夫にそれとなくさぐりを入れたところ、「絶対にそんなことはない!バカなことを言うな!」と叱られました。
このような家庭環境の中で、次男の性格が以前にも増して勝気で、わがままになり、手を焼いています。
これではいけないと思いつつ、毎日、暗い気持ちで過ごし、子どもたちへのイライラも一層つのるばかりです。
【アドバイス】: 魅力ある自分作りを
家計の収支を上回るご主人のお小遣いは経済的にも逼迫し、あなたの不安や心痛は、いかばかりかとお察しします。
その上、不倫の心配まで加わっては、暗い心になり、子どもたちにイライラをぶつけたくなる気持ちもよく分かります。
しかし、人間関係において、相手に不満をぶつけたり、責めても、問題は解決しません。
先ずあなたは、早朝や深夜に家を出て長距離を運転する夫の妻なのだ、というご自分の立場をしっかり認識しなければなりません。
ご主人は朝早くから一生懸命働かれ、あなたに対しても思いやりのある方です。
不規則な勤務時間で、
しかも長距離を運転することは、心身共にストレスもたまります。
そのような職場で、健康を維持していくためには、妻の支えが必要なのです。
ご主人が出勤される時は、ベッドから起きて、温かいコーヒーを入れてあげ、玄関まで出て見送ることです。
ご主人が気持ち良く家を出られるように気配りをすることが、
また、帰宅された時は労をねぎらい、気持ち良く迎えることです。
ご主人の女性関係については、ご主人の言葉を信じてあれこれ詮索せず、魅力ある自分作りに努め、ご主人に尽くされることです。
あなたが責めればご主人は開き直り、問題はこじれてしまいます。
お金のことは、できるだけご主人の要求を満たしてあげるよう努力しましょう。
また、お子さんの姿は、母親であるあなたの心の反映と言えますから、夫婦が仲良く、家庭の中を明るくしていくことが何よりも大切です。
【月刊「すこ~れ」 203号 〔すこ~れ相談室〕より】