生後6ヶ月きつい子育てを乗り切るには
6歳の男の子の指しゃぶりがなおらない
【お悩み】:6歳の男の子のママ、相模原市のまりこさん35歳からの質問です。
ひとり息子は6歳なのにいまだに指しゃぶりをします。近ごろは吸う力が強くなってきて、血がにじむほどです。
注意をしますが、そのときだけやめて、またすぐにしゃぶり出します。もうすぐ小学生になるというのに、どうすればいいでしょうか。
【アドバイス】:血がにじむほど指をしゃぶるわが子をみると、とても心配ですね。
子どもは不安やストレスを抱えると、表情や動作で親にメッセージを送ることがあります。
息子さんの指しゃぶりは、お母さんからの愛情が不足している、とのメッセージと考えられます。これまでのまりこさんの息子さんに対する接し方を振り返ってください。
いいお母さんになるため、一生懸命「しつけ」の努力をしていませんでしたか。ひとり息子をしっかりした子に育てよう、という思いが強く、食事、おふろ、歯みがき、着替え、など、なにごとにもいちいち口を出し、自分の思いどおりにしようとしていませんでしたか。
子どもをしつけることは大切ですが、愛情をじゅうぶんにあたえることが前提となります。6歳の男の子であれば、大好きなお母さんにまだまだたくさん甘えたい年齢です。今日からでもたくさんの愛情をわが子にそそいでください。
それには、「スキンシップ」、「お母さんの笑顔」、「やさしい言葉がけ」が必要です。
指しゃぶりを叱るのではなく、やさしく抱きしめて「お母さんはあなたが大好きよ」、「あなたはお母さんの宝物よ」、と、笑顔で伝えるのです。
息子さんの心がお母さんの愛情で満たされたとき指しゃぶりは自然となくなるでしょう。
お母さんの愛情でつつまれると子どもはとてもしあわせなのです。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】