主人と意見が合わない
小3長男食事に集中できない
【お悩み】:小6の長女、小3長男、幼稚園年長の次女、3人のきょうだいのお母さん、相模原市のこずえさん、38歳からの質問です。
食事のときにテレビをつけていると、長男は画面に熱中して口がとまってしまいます。
テレビをつけないとお姉ちゃんや妹に話しかけて食がすすみません。
長女は「ごはんのときはちゃんとごはんを食べて」と、長男を相手にしないのですが、次女は楽しそうにおしゃべりをしてしまいます。
食事は家族団らんの時間と考えているので、私も「お話するのはいいけど、ごはんもしっかり食べようね」と注意しますが、なかなかごはんに集中できません。
家族みんなできちんと食事をしながら会話も楽しめる食卓にするには、どうすればいいでしょうか。
【アドバイス】:子どもはふたつのことを同時にできません。
とくに食事中は、テレビを観たりおしゃべりをしだすと箸がとまってしまいます。
一般論ですが、男の子は女の子にくらべて落ち着きのない仕草をしがちです。
まずはその点を理解してあげることが必要です。
そして、長男ひとりだけを治そうとするのではなく、きょうだい3人それぞれの良い面と悪い面を受け入れながら対応していきましょう。
子どもは、親から褒められると、愛されていると感じて「親の喜ぶことをしよう」「親の嫌がることをするのはやめよう」と思うものです。
こずえさんも3人のお子さん一人ひとりのいいところや長所を褒めてあげましょう。
叱るときほどその前にきちんと褒めて、それから注意するようにしてください。
そうすることで、愛情をもってあなたをきちんと評価しているということが子どもに伝わります。
長男に対しては、ご主人に協力してもらうことが大切です。
小学校高学年くらいから子育ての主役は母親から父親にバトンタッチすることが望ましいですが、場合によっては、男の子はすこし早くてもいいかもしれません。
夫婦で長男の長所がなにかを共有しましょう。
そのうえで父親に長男の長所をちゃんと褒めてもらうと同時に、注意すべきところは注意してもらうことが大切です。
親から褒められ認められれば、長男も次第にしっかりしてきます。
ほんとうの家族団らんのひとときが早く来るといいですね。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】