授業中落ち着きがない小5の息子
小4長男ゲームに熱中で顔つきまで変わる
【お悩み】:小4の長男と小1の長女のお母さん、座間市のよしこさん41歳からの質問です。
長男が最近、ゲームに熱中し過ぎて困っています。ゲームソフトは自分のお小遣いをためて買うこと、と約束し長男は一年間貯金をして購入しました。
しかし、買ったその日から夢中になり、宿題もしない日が多くなったのです。見かねて注意しても、聞きません。やめさせようとすると、怖い目つきでにらんできます。まるで人が変わったようです。
夫に相談すると、「そのうち飽きるさ」とつれない返事をされてしまいました。
長男にどう対応すればいいかアドバイスをお願いします。
【アドバイス】:ゲームに夢中になって何もしなくなる。どこの家庭でもある悩みです。しかし、人が変わるほどとなると心配ですね。欲しいものを、お金を貯めて買うことは褒めていいことですが、今回の場合は、子どもがゲームソフトを自分ひとりで手に入れたと思い込むような形で手にしてしまったことが問題です。
本来、ゲームは親が買い与え、その条件としてゲームをするうえでのルール作りをすべきです。おそらく長男は自分のお金でゲームを購入したと錯覚しています。確かにお小遣いは自分で使えるお金ですが、その出所は親だということを忘れてはいけません。
ご主人のつれない返事も気がかりです。問題意識がないのか、あるいはよしこさんに不満があるなどの理由で、よしこさんの話に耳を傾けてくれないのかもしれません。
長男のゲームについては、ゲームをやりたい気持ちを自分でコントロールできるようにすることが大切です。それにはスポーツや読書など、ゲーム以外に熱中できる何かを見つけることです。そためのサポートをしてあげましょう。
ご主人との関係ですが、朝は「おはようございます」「いってらっしゃい」、夜は仕事で疲れて帰宅したご主人を、「おかえりなさい。きょうも一日お仕事おつかれさまでした」と迎えて、家庭が癒しの場となるよう心がけてください。
そして父親の存在の大きさを家庭の中で演出してください。たとえば、どんなことでも父親が最終決定権をにぎるのです。
父親を家庭のリーダーにすることで、いざというときに父親の言葉が子どもにとって大きな影響力を及ぼすようになります。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】