遊びだすと夢中になり、ご飯も食べない2歳の長女
妻との関係を良好にするには
【お悩み】:幼稚園年中で4歳の女の子と、2歳の男の子のお父さん、相模原市のまさひろさん、36歳からの質問です。
妻とは2年間の交際期間を経て、5年前に結婚しました。
いっしょに生活をするようになると、付き合っている時には気づかなかった癖や振る舞い、しぐさがみえてきます。
妻もわたしも普段は口に出しませんが、疲れていたり、些細なことでイラつくと、つい相手の気に入らないところを指摘してしまい、それが発端でケンカになることもあります。
とくに妻は、子どもが生まれてからは育児のストレスと疲れもあるのでしょう、なにかと不満を訴えることも多くなり、ちょっとしたことで怒るようになりました。
夫婦の仲が悪い家庭が、子どもにとっていい環境であるはずありません。
子どもの健やかな成長には、夫婦の仲がよいことが大事と聞きます。
良好な夫婦の関係を築くために、わたしが気をつけなければいけないことは何でしょうか。
【アドバイス】:結婚すると、それまで気がつかなかったパートナーのマイナスの部分も見えてきます。
いつもは我慢していても、なにかの拍子に相手の癖やウィークポイントを指摘してしまい、その場の雰囲気が悪くなることもあるでしょう。
夫婦のいい関係を築くために、特にふたつのことを心がけてください。
・ひとつは、「パートナーのよいところを褒(ほ)めてください」
人は褒められるとうれしいもの。夫婦ならなおさらです。
「おっ、髪を切ったんだ。とても似合っているよ」
「そのブラウス、さわやかな色合いだね。スカートとの相性もバッチリだよ」
どんなささいなことでもいいです。
子どもの前で褒めれば、奥さまはきっと笑顔でこたえてくれるはずです。
・ふたつめは、「妻の相談には応じてください」
通常父親よりも、子どもといっしょに過ごす時間が長い母親は、子どもの変化に敏感です。
ちょっとしたことでも夫に相談してくるかもしれません。保育園や幼稚園、学校のお母さんとの関係、仕事などで悩むこともあるでしょう。
そんな妻の相談や悩みには耳を傾けて、ていねいに応じましょう。
「だいじょうぶ、心配しなくてもいいよ」
「それなら、こうしてみればいいんじゃないか」
パートナーからのひとことで、気持ちもだいぶ楽になるはずです。夫に話を聞いてもらうだけで落ち着くこともあります。
気にいらない部分を指摘するのではなく、相手のよいところを褒めて、相手の気持ちに共感して、パートナーとの絆を深めてください。
お父さんとお母さんの仲がいいことが、子どもにとってなによりの幸せなのですから。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】