子供のありのままを受け入れられない
保育園年長の長女がおもらしやおねしょをする
【お悩み】:中学3年生の長男と小学4年生の次男、 保育園年長の長女のお母さん、町田市の れいこさん、39歳からの質問です。
近ごろ長女がおねしょをするようになりました。
年少の頃にはひとりでトイレに行けるようになり、おねしょもしなくなったのですが、ここのところ何日も続いています。
保育士に聞くと、園ではみんなと仲良く遊んでいて、変わった様子はないそうなので、園で嫌なことがあった訳ではないみたいです。
ところが先日、保育園でもおもらしをしてしまい、ショックだったのか
わたしはパートの仕事をもっているので、保育園を休ませるわけにもいかず、なんとか言い聞かせて園に行かせていますが、このままでは4月からの小学校生活に影響が出ないか不安です。
【アドバイス】:長男の受験で家中が張り詰めた雰囲気になっているところに長女のおねしょの問題。
心配ごとが重なりますね。
おねしょの原因のひとつに「親からの愛情不足」、があるといわれています。
子どもは、不安やストレスを抱えると、ことばや行動、ときにはからだの異常で、何らかのサインを出すことがあります。
おねしょをしなくなったお嬢さんが、年長さんなって再びするようになったということは、それなりの原因があると思います。
とくに、お嬢さんへの愛情が不足していることが考えられます。
長男の受験が近づいて、れいこさんの気持ちは長男にばかりに向いていませんでしたか。
れいこさんは愛情を注いでいたと思っても、お嬢さんにじゅうぶん伝わらず、
「おにいちゃんばかりかまっていないで、もっとわたしを見て」と、
その気持ちが、おねしょというかたちになってあらわれたのではないでしょうか。
これからは、きょうだい全員に心を配り、1日1回はお嬢さんをギュッと抱きしめて「お母さんはあなたが大好き。お母さんの宝物よ」と愛情を伝えましょう。
お母さんからたくさんの愛情を注がれれば、次第に心も安定して、おねしょもおさまることでしょう。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】