2023.11.14
八方塞(はっぽうふさがり)で別居中
【お悩み】: 6歳の息子は起床が遅く、起きてもボーッとしてごはんも早く食べません。
幼稚園のバスにはいつも間に合わず、私はイライラしています。
【アドバイス】:子育ては20年といわれます。
「7歳くらいまでは手をかける。13歳くらいまでは見守る。20歳くらいまではお金を掛ける」と聞いたことがあります。
6歳なのでまだまだ手を掛けてください。
親の愛情を掛ければ掛けるほど“ヤル気”が出て好奇心が育ち、自分のやるべきことを自分でするようになります。
指示命令で育てるよりも、お子さんの気持ちを汲んだ「共感」で育てることが大切なのです。
ところであなたは、朝、どのような起こし方をしていますか。
「起きなさい」と大きな声で叱るように起こすより、スキンシップを交えてやさしく声をかけて起こしましょう。
眠りから目覚めへと進めていく上で、大きな怒鳴り声はマイナスになってしまいます。
人は誰でも生まれてくるときに、“天性”を持ってこの世に誕生してくるといわれます。
親はその子の長所を見つけ、育てること。子どもは親に長所を育てられて、自分の夢をもち、
目標を持って生きていくように育てたいものです。
親の価値観を押し付けても、子どもには理解できませんし、逆に無理な面が歪みにつながって
いきます。
子どもの長所を見つけ、伸ばしてあげることこそ、今大事なのです。
【月刊「すこーれ」286号〔子育て一口アドバイス〕より】