小2の一人娘の友達に対する言葉がきつい
毎日の生活に行き詰まりを感じる
【お悩み】:幼稚園に行っている娘と、二歳になる息子の母親です。
夫は会社員で真面目に働いています。
他に、夫の両親が同居しています。
義父母とは結婚当初から一緒に暮らしていますので、お互いに慣れたところもあり、
特別親しいわけではありませんが、現在仲良く生活しています。
家事はほとんど任され、義母があれこれ口をはさむこともありません。
ただ、幼い子どもの世話と一日の家事に追われ、なぜ私だけがこんなに忙しいのかと不満が消えません。
これといった喜びのない毎日で、夜になると心も体もくたくたになってしまうのです。
せめて夜に夫と団欒を、と思っても、帰宅した夫自身が一日の仕事で疲れきっている様子です。
とうてい私の話を聞いてもらえるような雰囲気ではありません。
結婚とか家庭とかいうものにもっと夢を持っていたのですが、それとは全くかけ離れた現在の生活に、行き詰まりを感じています。
心が休まり、充実した毎日を送るためには、どのようにしたらよいでしょうか。
【アドバイス】:褒めて励ますとお互いが元気に
毎日の育児や家事は、さぞ大変でしょう。
私も主婦としての長い経験をもっていますから、あなたのお気持ちはよくわかります。
世の中には、核家族でもっと気楽に暮らしている人も多いのですから、あなたの心のもやもやは当然のことでしょう。
ただ、あなたもお勤めの経験があるならおわかりでしょうが、世の中すべては段階を一段ずつ上がるようにできています。
若いうちは下積みをさせられ、それこそ雑巾がけをみっちりやらされるのが世の常です。
それをやりぬくことで、職場での実力を育てるわけです。
ご主人は、いまそこで頑張っておられるのでしょう。
子どもが小さい時は、手がかかります。
子どもの言動は親の常識を超えてしまいますから、振り回されるのは当然です。
この時にしっかり子どもと向き合うことで、その後の親子関係の基礎が作られるのです。
まず心がけることは、わが子の良いところをきちんと褒めることです。
一日に一度は「あなたはお母さんの宝物。お母さんはあなたが大好き」と語りかけましょう。
こうして子どもに喜びを与えるよう心がけていくと、子どももあなたに喜びを与えてくれるようになります。
子どもからもらう喜びは、大きなエネルギーをあなたにもたらしてくれるはずです。
たとえば「日ごろのあなたを見ていると、本当に努力家ね。私、尊敬するわ」といった妻のひとことで、男は元気になるものです。
相手に期待すると裏切られますが、こちらが喜びを引き出すかかわりを心がけると、
そんな生き方に挑戦してみてください。
【月刊「すこ~れ」 313号 〔すこ~れ相談室〕より】