今月のことば＜2025/2 No.406＞：半生を顧みて

半生を顧みて

私は北海道の
さらに北の街に生まれ育った
貧しい我が家だったが
みんなの期待を背負って
授業料の安い
東京の私立大学に進んだ

そこで、良き先輩や友達に恵まれ
地元出身の代議士秘書となり
さらに川上巨人軍監督（当時）との出会いや
“人の道”を広く説く
人生の師との出会いも生んだ

しかし、師は早くに亡くなり
監督の勧めで
自分がその教えを
新たな立場で説く身となった
あれから四十数年が経つ

改めて思う
人生において大切なのは
良き“出会い”であることを
そのため、さらに思う
高い“ 志（こころざし）”に生きる重要さを

豊 水