2024.01.13
保育園年長の長女がおもらしやおねしょをする
【お悩み】:中二の息子は寝起きが悪く、自力で起きません。生気がなく、勉強意欲もありません。高校受験にも自信がないようで、将来が不安です。
【アドバイス】:中学二年生くらいになると、そろそろ勉強する気になって欲しいと願う親の気持ちは切実になってきます。言葉に出さないまでも、そういうあせりや、責める心で子供を見ていますと、親の期待に反して、ますます元気を失っていきます。
〝以心伝心〟という言葉がありますが、親子の間では、より強く響くものがあります。
子育てでは、畑の作物や花木を育てるのと同じように、一番大切な水分(親の愛情)が切れると萎(な)えてしまいます。子供にとって大事なのは、この水分(母親の愛情・優しさ)が充分与えられているかどうかなのです。
ダメな子ほど、その内に持っている長所を見つけ出し、評価する姿勢で接することが大切です。
そのためには、子供のあるがままを見てやり、長所と短所を見極めたうえで、親が後押しをしてあげること。そこから子供との心の通じ合いが生まれるのです。
また、意欲のないわが子の姿を通して、親としての生き方を教えられることが多くあります。親の潜在意識に、果敢なチャレンジ精神を取り入れていくことをお勧めします。
【月刊「すこ~れ」 352号 〔子育て一口アドバイス〕より】