「魅力を感じない」と夫に言われ…
夫が育児に関わらず義父母が口を出す
【お悩み】:3歳の長男と生後7ヵ月の長女のお母さん、座間市のよし子さん、33歳からの質問です。
長男は元気で風邪もあまりひいたことがありませんが、長女はよく熱を出して夜中にぐずります。しかし38歳の夫は、夜おそくまで働いて疲れて帰ってくるため、面倒をみてくれません。
そのかわり、同居する義理の父と母がいろいろと助けてくれますが、口も出してきます。サポートしてもらえるのはありがたいのですが、ふたりのやりかたを押し付けられるのはつらいです。
ストレスになることもあります。どうすれば夫も育児に関わってくれるようになるでしょうか。
【アドバイス】:幼いお子さんふたりをよく育てていますね。きっと愛情をたっぷり注いでいると思います。
ご主人が子どもの面倒をみてくれないのはつらいことですが、まずは、サポートをしてくれている義理のお父さんとお母さんとの関係を良くすることからはじめましょう。
むかしから嫁と義理の父母との関係は難しいとされますが、よし子さんは嫁ぎ先の家庭で暮らしているのですから、ふたりを人生の先輩として接する気持ちと姿勢が必要になります。
ふたりの言うことをできるだけ気持ちよく受け入れて、素直に教われば、お互いに心が通じ合い、共感することも増えると思います。
「おはようございます」の朝のあいさつだけでも、続ければ変化があらわれるかもしれません。
つぎにご主人のことですが、ご主人は社会では中堅と呼ばれる年齢です。会社から期待され、責任ある仕事を任される働き盛りです。
気力も体力もじゅうぶんにあります。これまで重ねてきたキャリアを生かして、新しい仕事にチャレンジしたいでしょうし、会社もそれを求めます。
ご主人はいま、そういう立場であることを理解してあげてください。
それでも世の中には、仕事から疲れて帰ってきても育児に積極的に参加する男性はいます。
ここはご主人が負担に感じると思うことをお願いするのではなく、簡単なことから関わってもらってはどうでしょうか。
たとえば、長女にミルクをあげているあいだ、長男の面倒をみてもらうのです。「ありがとうございます。あなたが手伝ってくれたから助かったわ」と、お礼のひとことを忘れずに。
少しずつでもご主人が子育てに関わるようになればいいですね。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】