小5の長男、注意すると反発する
ゲームに夢中の小3の息子にメリハリをつけさせたい
【お悩み】:小学3年生の男の子のママ、横浜市のきよみさん、35歳からの質問です。
37歳でサラリーマンの夫はゲームが大好きです。
以前は携帯型のゲーム機で遊んでいましたが、スマートフォンを持つようになってからは、モンスターを育ててパズルでバトルするロールプレイングゲームや無料のゲームをダウンロードしては楽しんでいます。
それはいいのですが、最近は息子もゲームに興味を持ちはじめました。
仲間ができたことがうれしいのか、夫は近頃、息子を誘っていっしょにゲームをするようになっています。
息子は息子で、平日は夫が帰ってくるのを今かいまかと待っています。休みの日も、以前は友達と遊んでいたのに、今では一日中、家でゲームをしています。
宿題やお風呂など、やるべきこともあと回しになっていて、日々の生活にも影響が出ているように思います。
ゲームをやるなとは言いませんが、メリハリをつけさせるために、どのように言い聞かせればいいでしょうか。
【アドバイス】:ゲームは面白いですから、大人でもつい夢中になって、時間がたつのを忘れて楽しんでしまいます。
しかし、きよみさんが心配するように、ゲームは小さい時から夢中になりすぎると、子どもの健全な成長に影響をおよぼすともいわれています。
とはいえ、いまご主人に「あなたがゲームをするのはいいけれど、あの子にはやらせないで」と言っても、素直には聞かないでしょう。
この先、息子さんがゲームばかりするようになってしまうと、小さなことかもしれませんが何か問題が出てくる可能性があります。
それが表面化したときに、ご主人に子どもの問題として考えてもらうのです。
息子さんには、「ゲームばかりして。いいかげんにやめなさい」と怒っても効果はありません。
かえって、きよみさんに対して反感を抱く結果になるでしょう。
それよりも、ゲームではない、集中できるなにかを見つけてあげることが必要です。
子どもは目標や夢中になれるものが出来ると、それを優先させるようになります。欲求を抑える心も生まれるので、ゲームも限度をわきまえてするようになるでしょう。
そのためには、子どものよいところを褒めて、やる気を育てることです。
・テストでいい点数をとった
・家の手伝いをした
子どもはちょっとしたことでも褒められると、自信をつけ、なにごとも積極的に取り組むようになるものです。
ゲームを無理矢理(むりやり)やめさせるよりも、読書、映画、スポーツ…、なんでもいいです、ゲームより面白いと思えるものを子どもが見つけられるように、サポートすることが大事です。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】