会話のない高2の娘
5歳娘をジジババが甘やかしすぎる
【お悩み】:保育園に通う5歳の女の子のママ、相模原市のまひろさん、36歳からの相談です。
わたしたち夫婦は共働きです。夕方わたしが娘を保育園に迎えに行き、近くに住んでいる主人の両親の家で夕食をとらせてもらっています。
義理のお父さんとお母さんにとって娘は初孫ということもあり、とてもかわいがってくれます。
それはありがたいのですが、すこし甘やかし過ぎているように感じるのです。
冷蔵庫にはジュースやデザート、くだもの、アイスなどがつねに用意されていて、娘が欲しがれば食事前でも与えてしまいます。
週末はショッピングセンターで、アニメキャラクターのおもちゃやかわいい洋服を買ってきます。
あまりモノを買い与えすぎないようにお願いしたいのですが、主人の両親には食事や娘の面倒などいろいろとお世話になっています。余計なひとことで今のいい関係をギクシャクさせたくないというのが本音です。
良好な関係をこわさないでわたしの気持ちを伝えるには、どうすればいいでしょうか。
【アドバイス】:ご主人のご両親がお嬢さんをかわいがって、面倒をみてくれる。それはとてもはありがたいことですね。
おじいちゃんやおばあちゃんは、孫を甘やかしてしまう傾向があるので、まひろさんが心配するのも頷(うなず)けます。
あなただけではなく、多くの親が同じ悩みを持っているのではないでしょうか。
一生懸命に子どもの世話をしてくれている義理の両親に文句を言えないし、注文をつけるのも難しいということです。
ただ、物事には必ずプラスとマイナスの両面があります。
幼い子どもを持った親は日々の生活に追われ、わが子へのきめ細かな愛情に欠けてしまうことがあります。
働いているお母さんであればなおさらです。
そんな親の愛情の足りないところを補(おぎな)ってくれる存在が祖父母です。
なんでも与えてしまうという、マイナスと捉えている部分を、「わたしたちの愛情をカバーしてくれている」と、プラスに考えてはどうでしょうか。
おじいちゃん、おばあちゃんは特別な愛情をもった存在だということを、常にお嬢さんに教えてあげるのです。
孫に与えるという行為は、祖父母はやめることがなかなかできませんし、やめさせることも難しいです。
ならば、いつもお嬢さんをあたたかく見守ってくれていることに改めて感謝をしてみましょう。
【FMさがみ放送〔スコーレ・スコーレ・スコーレ〕より】