2024.04.07
親の会社に勤め自堕落な日をおくる夫
【お悩み】:中2の次女は第二次反抗期。
友人関係は大切にしていますが、家では正反対で言葉も行動も攻撃的です。
最低限のこともできていません。
【アドバイス】:思春期には、親から離れて自立する精神に目覚めていきます。
親自身も「子離れ」をするために、とくに母親の意識改革が必要となる時期です。
お子さんは言葉も行動もことごとく攻撃的とおっしゃっていますが、日頃から子どもにうるさがれるような傾向があると、親の接し方の結果として、現在の状態があるのだと思い出さなくてはなりません。
友人関係が大切にできるお子さんなのですから、お母さんが受け入れてあげ、評価してあげてやわらかい対応を心がけて接すれば、それに応じた態度をとるようになるものです。
子どもが悩んでいる時、反抗的になっている時、親のできることは口を出すことより黙って聞いてあげる、わが子を心から信じてあげることが大切です。
夫婦仲良くして、家庭の中が明るい雰囲気に包まれていると、子どもの心は安定し健全に育っていきます。
また、親自身が、子ども以外にもなにか関心を持ち、社交的に意義のあることや人に喜んでもらえる奉仕活動に取り組むことなどは、子どもにとってもきっと良い形で反映されていくものです。
【月刊「すこーれ」266号〔子育て一口アドバイス〕より】