2009.07.11 生活アドバイス | メディア情報

夫の暴言に離婚を考えてしまう

【お悩み】:私は三十四歳の主婦で、夫は小さな町工場で働いています。
小学五年生を頭に四人の子供がいます。

私が小学三年の時、母は私と二歳違いの妹を残し、家を出て若い男性と暮らし始めました。

その後、真面目でやさしい父と、母親代わりの祖母に育てられ成長しました。

そのため、両親の揃った温かな明るい家庭を夢見て、二十歳の時に出会った今の夫と結婚しました。

二歳年上の夫は、口は悪いけど元気で、少し不良っぽいところが男らしく見えました。

真面目に仕事をし、給料も入れてくれますが、わがままで自分勝手なところがあり、夜勤明けで休んでいる時に子供が騒ぐと「うるさい、外に連れて行け」と怒鳴ります。

しつけと称して厳しく当り、食事時には食べながら話をした、あるいは箸を持つ手が止まっているといって怒鳴り、楽しいはずの食事時間が、私たちにとって魔の時間になっています。

「そんなに怒鳴らなくても、優しく注意すればわかるのに」と言うと、「俺のしつけに口を出すな!」とお皿が飛んできます。

このままでは子供たちが可愛そうですし、父親をまねて乱暴になるのでは、という心配もあります。

離婚も考えましたが、子供たちと遊んでくれる時もあり、生活のことを考えると決断できません。

私はどうしたらよいのでしょうか。

(長野県上田市 Y代)

 

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 寛容さでご主人をカバー

【アドバイス】:あなたの生い立ちを思うと、幸せな家庭に憧れて早くに結婚されたことは、夢の現実でさぞ嬉しかったことでしょう。

新婚当初は喜びの方が大きく、ご主人の口の悪さも気にならずに過ぎてしまったのでしょう。

母親となり、「親としてこれでいいのか?」と疑問を持ち、子供が叱られると自分が怒鳴られているようで、心が痛むことと思います。

しかし、もしかしたらご主人も寂しい子供時代を経験されているのかもしれません。

男の子だから、と厳しくしつけられ、叱られて大きくなられたのではないでしょうか。

 

あなたはまず、「おはようございます」「いってらっしゃい」「お帰りなさい。お疲れさま」など、気持ちのよい挨拶を心がけてください。

また、ご主人に対する言葉遣いを振り返ってみてください。

どのような暴言を受けても、あなたから発する言葉が明るく、きれいな言葉であれば、子供たちが判断のできる歳になった時、あなたの言い方をまねるようになると思います。

四人のお子さんに加え、もう一人、大きな息子を持ったつもりで過ごされてはいかがでしょう。

そのためにも、ご主人をカバーしてあげられる寛容さが必要です。

「パパはあなたがいい子になるように叱ってくれているのよ」

「パパが喜ぶようにいい子でいようね」など、明るく言ってあげましょう。

そんなあなたを見て、ご主人も変わられるかもしれません。

きっといいパパになってくれると信じ、「この人と一生添い遂げる」と決心した頃を思い出して頑張ってください。

八つの可愛い目が、あなたの毎日を見ていますよ。

【月刊「すこ~れ」 340号 〔すこ~れ相談室〕より】