2017.03.30 生活アドバイス | 友人関係

友人親子の訪問がうとましい

【お悩み】:私は35歳の主婦です。小学2年生と幼稚園の年長の子どもがいます。

高校時代に仲の良かった友人が近所に引っ越してきて、下の子が同じ歳の男の子同士ということもあり、同じ幼稚園に通うようになりました。

学生時代の楽しかった思い出に加え、偶然の再会に喜び、意気投合して楽しくおつきあいが始まりました。

幼稚園が終わると、ほとんど毎日のように友人親子がわが家にきて遊びます。

どちらの夫も帰宅が遅いので、夕食を一緒に食べ、子どもたちはお風呂まで入ることもたびたびとなっていきました。

しかし、「いつもありがとう」と言ってはくれるものの、彼女の家にはほとんど招いてもらえません。わが家に来ることが当然のような振る舞いをされ、最近は身も心も疲れてきて、一緒にいるのがおっくうに感じ始めました。

しかも友人の子は一人っ子でとてもわがままです。

何かあるとすぐにけんかを始め、いつも息子が負けてしまい見ていて、ふびんでなりません。

これからも楽しいおつきあいをしていこうと思っていたのに、このままでは不満が膨らむばかりで辛くなって離れたい気持ちです。

だからといって家は近いですし、どうしたらよいか悩んでいます。

   

【アドバイス】: 密着しすぎる関係を改善して

学生時代に仲の良かったお友だちと再び交友できるなんて素敵ですね。

しかし、お互い家庭があり、妻、母親としての立場を持っているので、昔と同じ感覚でのおつきあいは難しいものがあります。

あなたはそのお友だちと仲良くしたい、良く思われたいという気持から、夕飯やお風呂に至るまで提供なさっています。

一方友人は、あなたの好意に甘え、あなたの気持ちがわかっていません。

子どもにとってお友だちと遊ぶことはとても必要です。

しかし、お母さんや家族とふれ合う時間を割いてしまうような状態は望ましくありません。

子どもは、家庭の中で、ゆったりと安らぎ、その家庭の文化を学び育っていくものです。

朝起きてどんな食事をして、どのような会話をするのか、お風呂に入って1日の疲れをとり眠りにつく、といった生活がその家の文化です。

その点で、今の状態は、双方の生活を脅かしているのではないでしょうか。

家庭のあり方について、ご夫婦で話し合うことも大切です。

また、人間関係で大切な原則は

「自分の言うべき事は相手に伝える。相手の言うことをきちんと聞く」という態度です。

友人との友情が壊れてしまうことを恐れ、不満を、募らせながら良い友だちを演じているのは大きな問題です。

「今日はうちの都合悪くて」「今度はあなたのお家へうかがわせ」など

勇気を持って言う努力をなさってみてください。

その時、友人を大切に思い、誠意を持って接すればきっと通じます。そして本物の友情へとつながっていくことでしょう。

そうするとお子さん同士のけんかについても自ずと解消していきます。

いずれにせよ、今は密着しすぎた関係にあります。

友人としてちょうど良い距離感でおつきあいができるようになってください。

【月刊「すこ~れ」 305号 〔すこ~れ相談室〕より】