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2018.04.18

過干渉な母に悩む

【お悩み】: 私は25歳の独身女性で、今は失業中であり、両親と同居しています。
父は会社役員の重責を担い、仕事熱心で温厚な人です。

母は専業主婦で趣味も多く、コーラスやボランティア活動をするなど、社交的な性格で明るく、やさしい性格の持ち主です。

ただ、私に対しては、幼い頃から大変な“過保護・過干渉”なので、ずっと悩んできました。


兄もそんな母がうっとうしかったのでしょう。
大学入学と同時に家を離れて下宿し、今では独立した生活を営んでいます。

私は幼い頃から、両親の愛情をいっぱい受けて、なに不自由なく育ちました。
しかし、高校生の頃、髪を染めてハデな服装をしたり、遅く帰宅するなど、母に反抗するようになりました。

 

けれども母は、私より一枚も二枚も上手で、いつも母の束縛から逃れられず、それが嫌で大学を卒業して就職したのを機に家を出ました。

将来はフラワーアレンジメントとして自立することを目標に、勉強を始めましたが、全てに挫折し、

一年前、両親の元に帰ってきました。

今は次の就職先を探しながらお稽古事などをして、結局、母の思い通りになっています。
今までボーイフレンドも何人かできたのですが、母から色々と批判されるうちに、相手から心が離れていってしまいました。

逆に、私が結婚相手にと望んでいた彼からは

「君は一卵性親子のようで、親離れしていない。
お母さんは何かと押しつけがましくて煩わしい。先が思いやられる」

と言われ、一か月前に別れてしまいました。

今後、母とどのように関わっていけばよいのでしょうか?

 

 

【アドバイス】: 自分の姿勢を正す

お母様の過剰なまでの愛情に反発し、何とか親離れしたいと悩んでおられるあなたの気持ちはよくわかります。

しかし、お母様は、あなたを愛し、幸せを願うあまり心配で、ツイ、口出しをしてしまうのでしょう。

あなたは仕事の自立への挫折も、結婚相手として望んだ彼との破局も皆、お母様の“過保護・過干渉”に原因があるように思われているようですが、それは正しくありません。

一面の事実であることは否めませんが、自分の境遇を他人のせいにしても、真の解決にはなりません。
あなたの人生の主人公は、他ならぬあなた自身なのですから。

今、あなたがすべきことは、自分の人生の方針をハッキリ定めて、自立への道を進むことです。
あなたご自身の中にも、ご両親に対する甘えがあり、それが過干渉に一層拍車をかけているのです。

幸いにお母様は明るい性格で、社交的であり、無償の奉仕活動をされている方です。

あなたが自分の仕事の世界をもてば、お母様も安心されて自然に距離をとるようになります。
中途半端が一番よくありません。

仕事への目標を定め、専門知識の吸収や技術のマスターに努めることです。
自分が輝けば、よい男性との出会いが得られることでしょう。

【月刊「すこ~れ」 188号 〔すこ~れ相談室〕より】