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2018.04.18

子育て後の生き方は?

【お悩み】: 私は、22歳の長男と20歳の長女をもつ57歳の母親です。

10年前、主人が突然の事故で他界し、以来、2人の子どもを育てるために日夜働き、精いっぱい努力をしながら生きてまいりました。

お蔭様で、子どもたちは健康で立派に成長し、長男は銀行マン、長女は電機メーカーのOLとして働いていますから、今日では肩の荷を下ろしてホッとしていますが、何かと子どもたちの言動が気になり、アレコレと指示をしてしまいます。

 

それに、これから先、2人の子どもたちを結婚させ、孫の子守りをして一生を過ごすのかと思うと、一人の女性の生き方として、とても寂しい気がいたします。

 

今までは未亡人として見られるのがとてもイヤで、友人との間でも未亡人であることを知られないようにしてきました。

主人の両親はまだ健在で、北海道に住んでいます。今ではすっかり音信不通で関わりが浅くなっていますから、親兄弟がいない私はとても孤独です。

最近、胃の調子があまりよくなく、近くの病院で診ていただきましたら、ポリープがあると言われました。
これから先、どのような気持ちで老後を生きていけばよいのか、よきアドバイスをお願いいたします。

 

 

【アドバイス】: 自分の人生を充実させる

早くにご主人を亡くされ、女手一つで2人のお子さんを立派に育てられるには、大変なご苦労をなされたと思います。
この10年は、お子さんたちを育てることに専念され、ご自分のことを考えるゆとりもなかったことでしょう。

お子さんたちは既に成人され、社会人として立派に自立されておられるのですから、あなたがあまり世話をやき過ぎないことです。

それは一面において親として寂しいことかも知れませんが、親から自立していく健全な成長の証でもあるのです。

これからは、老後に向けてご自分の人生を充実させる時間を持つことが大切です。
ご自身が未亡人となられたことを憂うのではなく、ご主人の分まで幸せになる生き方を心がけてください。

 

自分から積極的にお友だちの輪の中に入って、明るく、朗らかに楽しいグループ活動をしていかれるのも一つの方法です。

また、今日までは子育て優先できたのですから、これからは自分が興味を持たれたものに改めて取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

今、ご主人の実家とは疎遠になられておられるようですが、お姑さんたちはどんなにか心配しておられることと思います。
お子さんたちの成長された写真を添えて、

時々、近況を知らせる手紙を書かれてはいかがでしょうか?

ご両親がご健在のうちに、北海道を訪ねてあげたら、どんなに喜ばれることでしょう。
いろいろな方と広く交際することで、あなた自身の世界が開かれ、

新しい出会いも生ずるのです。

先のことを憂えず、明るい希望をもって、今、自分のなすべきこと、自分のやれることを充実させていけば体調もよくなり、ゆたかな老後を迎えることができると思います。

【月刊「すこ~れ」 174号 〔すこ~れ相談室〕より】