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2017.04.17

妬み心を治したい

【お悩み】:私は60歳になる主婦で、65歳の主人との二人暮しです。
主人は定年後も嘱託として、建築会社に勤めています。主人と私は再婚同士で、長男が3歳の時に結婚しました。

その後、主人との間に子どもは恵まれませんでした。

私は、若い時から“やきもちを焼く”タイプで、主人の帰宅が遅いと、“職場の女性社員と一緒にお酒を飲みに行って、親しく話をしているのではないか?”と思ってしまいます。
そして、帰宅した主人を問い詰めると、主人は腹を立てて、最後には私に暴力を振るのです。

そんな夫婦の姿を見て育った長男は、中学1年生の頃から次第にグレ始め、ある日、家出をして何日も帰宅しませんでした。
幸い、担任の先生が一生懸命に探してくれたお蔭で長男は無事見つかりました。

高校を卒業後、有名なデパートに就職でき、職場結婚をして、今日に至っています。

現在、長男は家庭をもち、2人の小学生の父親です。長男の家族とは一緒に食事をしたり、行楽地に出かけたりしています。
私の妬み心は未だに治らず、どうしても主人を責めてしまいます。どのようなことを心がければ、主人を信頼し仲良く暮らせるのでしょうか?

      

【アドバイス】:肯定的な意識を育てる

定年後も働いて家に帰って来て、ありもしないことをあなたから、口やかましく言われるご主人の心中を察すると気の毒に思います。

仕事で疲れて帰宅する夫に欲しいものは、心を癒してくれる妻の存在です。ご主人が暴力を振るうのは、あなたがそこまで追い込んでいるからです。

恐らく、あなたは幼い頃、お父さんかお母さんとの関わりにおいて、愛情不足などによって、否定的な意識が育ち、妬みの強い性格になっているものと思われます。

あなたが心がけることの一つ目は、あなたの意識を肯定的なパターンにすることです。
そのためには、ご両親やご主人、あなた自身の長所を一日に3つずづ、一週間にわたって書き出す、という方法があります。

また、否定的な表現を肯定的に表現し直し、常にプラスの視点でものを見ることをパターン化させることが大切です。
例えば、「日中、夫が家に居ない」は「65歳になっても、元気に働ける」となり、「息子たちと別居している」は「親子のほどよい距離がとれている」というように。

二つ目は、夫の視点から自分を見て、自分のあり方や生き方を見直すことです。「おはようございます」の挨拶から始まり、「気をつけていってらっしゃい」「ご苦労さまでした」など、妻としてのマナーを磨き、生活習慣を高めることです。
魅力的な妻、可愛(かわい)げのある女性となるよう心がけてください。

三つ目に、自己教育のボランティア活動など、創造的な生きがいを持つことです。

要は、今、自分に与えられた情況の中で、いかによりよい生き方を身につけていくか、という人生態度が大切なのです。

【月刊「すこ~れ」 224号 〔すこ~れ相談室〕より】