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2017.12.12

リストラ不安に泣き言を言う夫

【お悩み】:38歳の専業主婦です。子どもは小学5年生と2年生の男子2人です。

夫は42歳で、名前の知れた電気メーカーに勤務しています。夫は仕事熱心で、朝は早くに出社して夜遅くまで真面目に働いています。
おかげで、私たちの生活は安定し不自由なく暮らせておりました。

ところが、ここにきて会社は経営不振でリストラが実施され、夫は連日早く帰宅。
そして帰宅後は夜遅くまで上司の悪口や部下のグチを言うようになりました。

最初は私も仕方ないと思いながら聞いておりましたが、この頃は不安が先にたつようになりました。
というのも、いつ夫がリストラ候補として名前が上がるのか心配なのです。今のような調子で
グチばかりこぼしているのでは、その可能性も否定できません。

そのせいか、このところ、私の健康もすぐれず、毎日が不安でなりません。

こんな状態ですと子どもにも悪い影響を及ぼしかねません。
どうしたらいいでしょうか?ぜひとも、アドバイスをお願いいたします。

 

    

【アドバイス】: グチの聞き役に徹し苦境を脱出して

あなたがご主人を心配される気持ちはよくわかります。
いまの日本の経済状況は、社会の第一線で働くご主人のような方たち雇用の不安を与え、多くの人たちがストレスを抱えて仕事に携わっている時代なのです。

真面目で、誠心誠意仕事に取り組んできたご主人にとって今回のリストラは、人生の明暗を分けると言っても過言ではない深刻な問題でしょう。

朝早くから夜遅くまで懸命に働いてこられたご主人は、社内では誰にも打ち明けられない不安とストレスによる大きな心の悩みを、妻であるあなたに聞いてほしいのです。
悩みの一部分でも言葉に出していうことで、心の憂さを晴らしているのです。

あなたがご主人にして上げられることは、ご主人に共感して、「心ゆくまで胸のうちや不安を話してください」と言って、しっかりと聞いてあげることです。
そうすることでご主人はストレスを解消し、明日のエネルギーを養い、精一杯働くことができるのです。

たしかに、夜遅くまでグチを聞くあなたはつらいと思います。
そうして、あなたの不安の思いや不満な心が体調を崩す引き金になっているのでしょう。

しかし、これはあなたにしかできないことなのです。
いまこそ、夫婦でその苦境に立ち向かう時です。

ご主人の長所を毎日思い起してください。
家族の幸せを思い、一生懸命働いてくれるおかげで、いまの生活が成り立っていることに、
心から感謝することです。

妻として、できる限りの心配りをして居心地の良い家庭を作ってください。
子どもはそのような母親の努力する姿に接し、学校や日常生活に前向きに取り組んでいくことでしょう。

【月刊「すこ~れ」 258号 〔すこ~れ相談室〕より】