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2017.11.02

『スコーレ・グレイセス10周年記念講演会』を開催

 コバルトブルーの秋の空に恵まれた2017年10月10日(火)、JR線・京王線「橋本」駅に隣接する「杜のホールはしもと」(神奈川県相模原市)で、『スコーレ・グレイセス10周年記念講演会』が開催されました。
 代表幹事の鈴木緑研修部長はあいさつで、グレイセスの足跡を振り返りました。
 「子育て後の世代が集う場として活動していたライヴェルドの会を、全国規模の組織とするため、平成19年(2007)にスコーレ・グレイセスが誕生しました。毎月1回『企画会議』を開き、『活き活きトレーニング』や講師を招いての『グレイセス学習会』を行ない、各地へと活動の輪を広げていきました。現在は関東を中心に6支部が組織され、それぞれが趣向をこらした学びと活動を展開しています」
 「24年にはコーラスグループ〝グレイセス・ヴォーチェ〟が誕生し、練習を重ね、本日を迎えることができました」
 「月刊『すこ~れ』では、スコーレと共に重ねた年月を綴ったエッセーコーナー〝グレイセス リレートーク〟を連載中です」
 そして、グレイセスのこれからの役割として「超高齢社会のニーズに応え、さらに成長して、次世代にバトンタッチすることに努める」と述べました。
 前半はグレイセス・ヴォーチェミニコンサートで楽しんでいただき、後半は永池榮吉会長の講演で充実した学びの時間の2部構成としました。第1部では、渡辺秋香さんのピアノ独奏、ショパンの「ノクターン 変ロ短調 作品9-1」「幻想即興曲嬰ハ短調 作品66 遺作」と、鈴木研修部長によるソプラノ独唱「歌に生き、愛に生き オペラ『トスカ』より (プッチーニ)、「悲しくなった時は」(中田喜直)、「秋の空・素朴な琴・秋」(畑中良輔)が、聴衆を魅了しました。
 続いて、白のドレスにラベンダーカラーのコサージュを身につけたグレイセス・ヴォーチェのメンバーと、コサージュの色に合わせた衣装の鈴木研修部長が登場しました。
 この日のためにニューヨークから帰国し、指揮者も兼ねた鈴木美千代さんのクラリネットと、鈴木優子さんのパーカッションが、渡辺さんのピアノ伴奏に加わり「若草の髪飾り」「忘れな草をあなたに」「オー・シャンゼリゼ」「この広い野原いっぱい」を披露しました。グレイセス・ヴォーチェの透きとおった歌声は聴衆の心をあたたかくし、合唱曲「埴生(はにゅう)の宿」で会場がひとつになりました。
 ミニコンサートで盛り上がったところで、永池会長が登壇し「充実した人生、幸せな熟年期を」をテーマに講演しました。
 永池会長は「人生において大切なのは『環境適応能力』を身につけること」と語り、その重要性を示しました。夫婦関係について「近い間柄こそマナーが大切」とし、その第一歩として「挨拶すること」を挙げました。また、家庭内では「母親が権力を、父親は権威をもつようにすること。そして、お互いに支えあう家庭をつくる必要がある。そこに充実した人生の礎がある」と説きました。
 記念行事を無事に終えて、鈴木研修部長は、「全国のみなさまにサポートしていただき、遠くからご参加くださった方々が、満足して帰られたと聞き、また、若いスタッフの笑顔に心から癒されました」と、すべての人に感謝の意を示しました。
 グレイセスで学び活動することで、熟年期も活き活きと人生を過ごせることを実証した大会となりました。
 全国から集まった600名を超える来場者は、歌と演奏に感動し、永池会長の講演で多くを学びました。